歌詞を考察してみる。「CONFLICT」

こんにちはこんばんはほとけです。

 

歌詞を考察するのは嫌いじゃないのですが、内に秘めているうちが美しくそれが美学なのではないか?

という気持ちと、その時の感情は残しておきたい気持ちのせめぎ合いによって後者が勝ったため、文字起こしをしてみる。

 

文字に起こす途端に浅く、敬意が薄れているように感じる瞬間がくるが、私は最大限のリスペクトと深い愛情をこの曲に持っていることは前提条件であることをここに宣言します!(大声)

 

ブログであることも含めて全部の歌詞には触れることはないことをご承知おき願いたい。

それではいってみよう👆

 

・CONFLICT

 対立する 衝突する 不一致

 

頭に残しながら読み解いてほしい。

 

まず何に対立しているか?に注目したい。

ここでは軸を決めよう。

「煌びやかに見える世界」VS「そんな世界に不満を持っているのに理解してもらえない僕」

これが対立していて衝突しながら自分の気持ちと現実が不一致であるCONFLICTだと仮定して話を進めていく。

 

“綺麗事がなんだかんだ好きな僕らは希望を求めている”

“いつだってそうだ そうだ 胸の内にあるんだ本当はそうさ叫びたいんだろう”

本当は自分が見えている世界にも本物の何かがあることはわかっているし、自分だってそう信じている。

だけど、今の僕にはそう見えない。いつ何時でも不安を抱いているし、不満も抱えている。

この気持ちから解き放たれたいのにそういうことも言えないそんな世の中だ。

 

 

“いつかはどうせ消えて往く 残された時間が笑えるように”

言いたいことが言えない世の中だけど、生を受けた以上いつかはどうせ消えてしまう。

消えてしまうまでの時間で何ができるか?どうせなら不安もなく不満もないこの世の中で過ごしたい。

 

 

“逃げちゃうのがなんだかんだオチな僕らは理想を纏っている”

だけど僕らは在りたい姿を持ちながらも目の前の現実から逃げてしまう。

逃げてしまうというよりかはそういう風に世の中は成り立っているのかもしれない。

 

 

“本当にそうさ怖がってるんだよ”

自分の在りたい姿を発信することは、世の中には受け入れてもらえないかもしれない。

 

 

“「今迄」の時間は無駄じゃないと思いたい だんだんいろんなことも忘れて往く この気持ちだけは忘れぬように”

そうやって自分の気持ちを隠しながら過ごしていく内にその時思っていた社会への不満や不安、自分の中の葛藤も忘れて社会に流されながら生きている。

最初に思っていた気持ちもそうやって薄れていく。だけど初心に返ってその時思っていた事を思い出してほしい。

本当にそれでいいのだろうか?在りたいと願って止まなかった世界に今自分はいるのだろうか?

 

 

“深く深く潜っていたいんだ本質の果てまで 下手すりゃそれは結構辛く生きていく事だろう”

自分の気持ちに素直に従って生きていきたい。だけどそれが人に認められなかった時、なりたい自分になれないという壁が生まれてしまう。

それはかなり辛いことじゃないかな。

 

 

“この世にはまだ出番のない光が実はたくさん散らばっている”

貴方だけじゃないよ。そう思っているのは。みんな自分の中に在りたい理想郷とこの世の中を比べてギャップに苦しんでいる。

みんなそうやって生きている。

 

 

“いつかはもしかしたら想いが実を結び 僕らの抱いたこの夢は誰のものでもなく「私」のものだ”

自分を表現することは恥ずかしいことじゃない。いつかは必ずその努力は報われるし、社会に認められる。

その時初めて貴方は「自分」になれる。

 

 

“貴方の愛おしいその胸にその葛藤がある限り この世も諦めることなく 微笑みかけるでしょ”

だから、今思っているその想いは間違っていないんだよ。貴方が諦めない限り世界は優しく微笑んでくれる。

さぁ行こう。

 

 

 

個人的にはみんな貴方と同じで葛藤しながら生きているし、貴方が諦めない限りチャンスは転がっているから諦めないでね。

とフロントマンから背中を押されているように感じる曲である。

もちろん彼自身理想と現実に一番苦しんだのかもしれない。

そんな彼が寄り添ってくれる。現在の立ち位置からもう一歩踏み出せるきっかけになる。

そう在りたい。

 

2023.01.10 ほとけ