みなさんこんにちはこんばんは、南無阿弥陀仏。
どうもほとけです。
一昨日(2022年7月8日)に行われた、Mrs.GREEN APPLEの2年半ぶりとなるライブに参戦してきました。
”一夜限りのSHOW” 〜Utopia〜
理想郷。
理想と現実のギャップにフォーカスするというか、そのギャップに対して憂いや葛藤を感じ、それらを歌にして消化することで自身の気持ちを昇華させるフロントマン、大森元貴らしい名前の付け方だと思う。
まずはセットリストから確認していこう。
【セットリスト】
01. Attitude
02. CHEERS
03. L.P
〜MC①〜
04. アボイドノート
05. StaRt
06. 道徳と皿
07. Present
08. 嘘じゃないよ
〜MC②〜
09. In the Morning
10. ブルーアンビエンス(feat.asmi)
11. 月とアネモネ
12. 延々
13. 君を知らない
〜MC③〜
14. 僕のこと
15. 青と夏
16. インフェルノ
17. うブ
18. ロマンチシズム
19. ダンスホール
〜MC④〜
20. Theater
21. Part of me
En1. 我逢人
〜MC⑤〜
En2. ニュー・マイ・ノーマル
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本当に”一夜限り”に相応しいセットリストだと思う。
セトリ順に気持ちを述べるのはまた別記事として残していきたい。
ライブが終わった後の感想としては
”疲れた”
が最適な表現である。
意図的であることは間違いないだろうが、感情の起伏が激しすぎた。
CHEERS→L.P、StaRt→道徳と皿→Present
躁と鬱の繰り返しである。
隣の方がライブ初参戦で手を上げていたが、私がものすごく泣いていたり、楽しそうに跳ねていたりしているのを見て引いていたかもしれないと感じるほど、感情の起伏が激しかった。
また、2晩超えてもなお、”最高”のライブだったな。
という感情はなく、この感情をどのように表現できるかが、いまだにわからない。
そのような感情である。
当たり障りのない文字にするのであれば
”よかったな”
であろうか。
話は少し戻って、このようなセトリにした意図について考えたい。
”概念”だと思っていた1曲目、【Attitude】。
演奏するんだ、とも感じたと同時に脳裏にはフェーズ1が、エデンの園が鮮明にフラッシュバックした。
変な安心感もよぎった。
”この人たちはフェーズ1を捨てる気もないし、何も変わらない音楽を届けてくれてる”
フェーズ1絶対に忘れない。
演奏する彼らからはそのような意味合いを受け取ることができた。
躁と鬱の繰り返しと表現したが、そうでないと大森元貴自身のメンタルが壊れてしまうのではないか。
本当であれば、2曲目に【CHEERS】を挟まずに【L.P】を歌いたかったのではないかと、筆者なりに推察する。
この2年半本当に想像することもできない不安や葛藤に襲われたのは間違い無いだろうし、そのような気持ちをフロントマンは大衆の前で曲を披露することで、そのような気持ちを消化するヒトである。
だからこそ本当はアップテンポな曲を挟まず消化したかったのでは・・・?とも思うが、彼自身その気持ちに体が追いつくのかを想像すると、とても耐えれるものでは無いことは誰しもがわかるであろう。
気持ち的な”武装”をするために挟みながらのセットリストにしたのでは無いかと考えると、私自身はかなり納得できる、
そのような背景などを推察しながら2年半ぶりに彼らの鳴らす音を体に浴びると自然に涙が溢れていた。
すごく辛かった。
本当にセットリスト前半は、我々の心がやられるかVS彼らの心が壊れるか、ギリギリを攻めたセットリストだった。
言葉で容易に形容したくはないが、活動を再開してくれて
”ありがとう”
彼らを救いたい私たちがまたもや彼らに救われた。
心が浄化されたというか、この2年半の間、さまざまな感情を抱えた私たちに手を差し伸べるような彼らのメッセージ。
絶対に忘れないし、今後も忘れることはない。
改めて。
”Mrs.GREEN APPLEおかえり。”